絵本紹介「ランスとロットのさがしもの」
こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの書籍「ランスとロットのさがしもの」をご紹介いたします。
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赤ちゃんを探す2人の騎士
「王さまと王さま」の作者が次に作ったのがこちらの絵本。
ランスとロットは2人でお城に暮らしています。ですが、2人だけで暮らすにはお城は広すぎて寂しい毎日です。
(「王さまと王さま」の絵本紹介ブログはこちらから)
そんな2人はペットを飼うことを考えますが、どの動物もしっくりきません。
そんな時、ロットが「僕らは、子ども、赤ちゃんをさがすべきなんじゃないかな。赤ちゃんがいれば、きっと家はもっと明るくなるんじゃないかな。」と提案します。
そこから2人の赤ちゃん探しがはじまります。
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同性カップルが子供を持つこと
さて、絵本の中で2人の騎士は「赤ちゃんがほしい」と思い、赤ちゃんを探す旅に出かけます。
そこには「同性だから」や「自分では産めないから」といった制約や葛藤は一切描かれていません。
ですが、現実世界では「同性カップルが子供をもつこと」には法律の壁だけでなく、様々な壁が立ちはだかっています。
ネットで少し調べるだけでも、「わざわざ子供を持たなくても」「子供への悪影響」などネガティブな意見もあることがわかります。
果たしてこれらの意見は本当に正当化されるものなのでしょうか。
この絵本を読む際には、是非こういった点も踏まえてお子様と対話の時間を持ってみてください。
ちなみに、同性パートナーと代理出産によって授かった男の子とともに暮らしている「みっつんさん」は、ご自身のブログ「ふたりぱぱ」の中でこのように綴っています。
「子どもを持ちたい、育てたいという気持ちを理屈で説明なんてできない。LGBTが子どもを持つのに理由がいるというのなら、『あなたが子どもを持とうと思った理由はなんですか?』と、ストレートの人にも同じように質問をしたい。」
「LGBTがわざわざ子どもを持つ必要はないのかもしれないが、それと同時にLGBTがわざわざ子どもを持つ権利を捨てる必要も全くない。」
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