絵本紹介「ふたりのパパとヴィオレット」
こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの書籍「ふたりのパパとヴィオレット」をご紹介いたします。
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エミール・シャズラン (著), ガエル・スパール (著), 中山亜弓 (翻訳)
2人のパパから愛されるヴィオレット
ヴァイオレットはパパとダディーと一緒に暮らす女の子。
一緒にタンゴを踊ったり、お勉強をしたり、物語を読んでくれたり。
風邪を引いた時にははちみつ入りのお茶をいれてくれて、怖い夢をみた日には2人がそばで寝てくれます。
お家の中の描写では、ヴイオレットがどんなに愛されているのか、読んでいるこちらまであたたかな気分になれる絵と文章が綴られます。
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子供たちの悪口から考える「ふつうって何?」「家族って何?」
ある日学校で、クラスメイトのセシルから「ヴィオレットにはパパがふたりいるんだって!男どうしで手をつないで、ハグしてるのよ」と悪口を言われます。
それを知った他のクラスメイトたちも「気持ちわるーい!」「ヴィオレットにもおちんちんがついてたりして!」などと口々に揶揄します。
お子様と一緒にこの絵本を読む際には、こういった学校での悪口やいじめのシーンと、お家の中でのあたたかな時間のシーンの対比から、「本当に気持ち悪いのかな?」「パパ達とヴィオレットたちの関係は家族じゃないのかな?」「あなたはどう感じた?」などと問いかけながら対話を重ねることをおすすめします。
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高学年のお子様がいる場合は、「パパが2人いる」などという属性によって人をジャッジすることが、どんな偏見をうんでいるのか、身の回りでもそのような経験がないか、対話を進めるとより深い理解や対話になるのではないでしょうか。
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関連書籍
・育ててくれるママが2人のお話→「ふたりママの家で」
・産んでくれたママと育ててくれたママの2人が出てくるお話→「ふたりのおかあさん」