異性の子どもとのお風呂、何歳まで一緒に入る?
こんにちは! READY BOXのブログ担当りかです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回のテーマは、身近な「お風呂」。異性のお子様をもつ方は特に、子どもが成長していくにつれ、いつまで一緒にお風呂に入って良いのか悩まれるかと思います。今回は、そんな親御様に向けた解決策をお伝えしていきます!
違和感をもったときが、タイミング
そもそも、日本は温泉といった他人同士でも一緒にお風呂に入る文化がありますが、これは稀なケース。中には、親子同士でも裸を見せ合わないという国もあります。日本においては、子どもが小さい頃は親子で一緒にお風呂に入ることが一般的ですが、それも子どもの成長とともに変化していきます。
また社会的に見ても、2022年からは東京都はじめ多くの自治体で、銭湯での「子どもの混浴年齢」が10歳から7歳へ引き下げられるなど、現代の子どもの発育状態などを考慮して変化が起こっています。
では、当たり前のように毎日一緒に子どもとお風呂に入っていた習慣。いつやめれば良いのでしょうか? 家庭によって様々な考えがありますが、まずは親か子のどちらかが違和感をもったら、やめることをオススメしています。
思春期になると、脇毛やすね毛などの体毛が生えたり、女の子は胸が膨らんだりします。自分の性のアイデンティティを認識していくと同時に、「異性の親に素っ裸を見られるのが恥ずかしい」と、思うお子様も多いでしょう。
「今までは当たり前だと思っていたけれど......あれ??」と、ちょっとでもどちらかが違和感を感じたなら、その違和感を大切に。「これからは別々に入らない?」「一緒に入るの嫌だったら教えてね!」などとお子様に提案してみてくださいね!
子どもの意思を確認しよう
お子様の中には、親と一緒にお風呂に入ることに違和感を感じつつも、自分の言葉で伝えられないという子もいるかと思います。「親がショックを受けてしまうんじゃないか」と遠慮してしまったり、「自分が感じている違和感の方がおかしい。一緒に入るのが当たり前」と、自分の気持ちに蓋をしてしまったりするケースです。反対に、そもそも違和感を感じていないというお子様もいるでしょう。
いくらお子様の気持ちを考えたとしても、本心は本人に聞かないとわかりません。ぜひ、「一緒にお風呂に入ること、どう思っている?」「これからも一緒に入る?」と、お子様の意思を確認してみてください。そして、「イヤだったら、言ってね」と、一言添えてあげると良いでしょう。「イヤなときは、イヤと言っていい」ということを、お子様は学んでいくことができます。
いかがでしたでしょうか?
異性のお子様をもつと、接し方に悩まれる方が多いかと思います。まずはお子様を尊重することを第一に考えてみてくださいね! 本日のブログが、親御様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
<参考図書>
アクロストン (2020) .『3~9歳ではじめるアクロストン式 「赤ちゃんってどうやってできるの?」いま、子どもに伝えたい性のQ&A』. 株式会社主婦の友社