娘が生理を迎えたらするべき3つのコト
こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。前回の記事では生理がくる前の準備についてお伝えしましたが、今回のテーマは「生理を迎えた後のケア」です。
1.お祝いは子どもの意思を確認して決めよう
まずは、生理のお祝いについてお話していきます。かつては「初潮がきたら赤飯でお祝い」という家庭もあったようですが、近年はネットなどで「初潮を赤飯で祝うのはおかしい」「父親に知られるのがすごく嫌だった」「だったら男の子の精通も祝うの?」など賛否両論あります。
もちろん人それぞれに考え方が違うので、絶対にこれがいい、というものはありません。しかし、1つ言えるのは「生理をどう扱われたいか」を決めるのはお子様自身ということ。自分の体に起きることは自分で決める、これが基本です。この考え方は将来、自分自身の体に起きる全てのこと(セックスをする・しない、子供を産む・産まない、など)に対して自分自身で決められるという感覚を養うためにも大切です。赤飯意外にも大好きなケーキでのお祝いでもいいですし、特別何もしない、というのももちろんありです。さりげなくお祝いしたい!ということであれば、下記のような関連グッズでお祝いするのも良いかもしれません。
2.改めて生理用品の使い方を説明、確認しよう
みなさんは、最初の生理が来た時のことを覚えていますか? 慣れないナプキンをつけて、替えて、、と覚えたてのことを実践するのに必死であっという間にすぎてしまったのではないでしょうか。だからこそ、少し時間を開けてから改めて、生理用品が自分の体にあっているか、使いやすいかを確認することをお勧めします。筆者自身、長年サニタリーショーツの使い方を間違っており(布が2枚になっている部分に羽が入れられると知らなかった、、、)大人になってから気づいた経験があります。生理前の準備はかなり意識しますが、来た後のアフターケアは意外と見落とされがちなのです。
例えばナプキンの「羽あり」「羽なし」。はじめに使ったのがどちらかによってなんとなく使い続けるケースも多いようです。ですが、「スポーツの時にずれないから羽ありが好き!」という方も入れば、「急いでる日でもすぐ使えるから羽なしが好き!」など、生活様式や性格によっても好みが分かれます。せっかくなので、2回目以降の生理では別のものを使ってみるなど、お子様にとってよりフィットする生理用品を選ぶ機会にできるといいですね。また、生理用品の使い方もできれば確認してあげると尚良いです。ナプキンを取り換える頻度は? おりものシート、多い日用、使い分け方は? サニタリーショーツは足りてる? などなど、当たり前と思っていても初めての生理を迎えるお子様には一気に覚えることは難しいので、確認の機会を作りましょう。
3.かかりつけの婦人科・産婦人科を決めておきましょう
これは生理後すぐでなくても良いですが、できればかかりつけ医を見つけておくのも良いですね。もし何か生理で不安なことがあった際に、安心できる先生がいるとそれだけでも救われます。また、直接体に変化がなくともPMSなどは早めに医師に相談することで軽減できるものもあります。ママのよく使う産婦人科でも良いですし、お子様が自分で行ける距離にある病院でもよいので、一緒に探しておきましょう。親子以外に頼れる第三者がいると安心です。
いかがでしたでしょうか? お子さんにとって初めての生理の後も安心できるよう、親子で準備ができるとよいですね。今回のブログが、初潮前後のお子様を持つ方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。次回以降も、家庭教育で役立つコンテンツをお届け予定です。疑問や感想など、ぜひコメントお待ちしております!