SNSとの関わり方、子どもにどう伝える?
こんにちは! READY BOXのブログ担当りかです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回のテーマは、「SNS」。SNSは世界中の人と簡単にコミュニケーションをとれる魅力的なツールである一方、子ども達を危険な目に遭わせる可能性も潜めています。今回は、お子様がSNSと適切な距離で楽しく付き合っていくために、親御様に意識してほしいことについてお話ししていきます。
親子で一緒に、SNSの危険性について考えてみよう
現代の子ども達は、LINEやTwitter、Facebook、Instagram、TikTokなど、用途に合わせて様々なSNSを使い分けています。SNSを使いこなせているようで、実際のところ、SNSにはどんな危険な一面があるのか立ち止まって考えたことがない、というお子様も少なくないかと思います。そこでまず親御様にやっていただきたいことは、お子様と一緒にSNSの使い方や危険性について話し合ってみることです。どんな出会いが危ないのか、個人情報はどう扱えば良いのかなどを、ぜひ一度親子で一緒に考えてみてください。
また、どんなSNSがあるのか理解するという意味でも、まずは親御様ご自身がアカウントを作り、SNSの中を覗いてみるのも良いかもしれませんね。
これだけは子どもに伝えておこう
SNSを使うにあたって、これだけはお子様に伝えておいてほしいことがあります。
それは、「SNSに個人情報を載せない」「SNSで出会った人とDMなどで直接やり取りをしない」ということです。
SNSで知り合った人と直接会い、性被害や犯罪に遭ってしまう。個人情報が流出したり、SNSに掲載した自分や友人の写真が悪用されてしまう。このようなトラブルがあとを絶ちません。お子様の安全安心、さらには命を守るためにも、上記2点については何度も伝えておきましょう。
もしお子様がSNSで繋がった人とどうしても会いたいという場合は、相手がどんな人なのか、どこで会うのかなどを一緒に確認した上で、昼間に親や安心できる大人も一緒に会うことを提案してみるのも良いかもしれません。
また、将来、お子様がSNSの加害者にも被害者にもならないために、「誰かを傷つけることは言っては(書き込んでは)いけない」といったSNSのマナーについても、お子様と話せると良いですね!
最近では芸能人も悪質なコメントに対して開示請求をするなど少しずつSNSを取り巻く環境も変わってきています。そういったニュースも確認できるとより良いです。
いかがでしたでしょうか?
今回はSNSの危険な側面についてお話ししましたが、友人と楽しくコミュニケーションをとったり、新しい人やモノに出会えたりなど、SNSには魅力的な側面もたくさんあります。
お子様が楽しく、安全にSNSの世界を堪能できるよう、ぜひサポートしてあげてくださいね! 本日のブログが、親御様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
<参考図書>
アクロストン (2020) .『思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて! 』. 株式会社主婦の友社