絵本紹介「すきなことにがてなこと」

こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの絵本「すきなことにがてなこと」をご紹介いたします。

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「苦手なこと」にどう向き合う?

みなさんには「苦手」と思うことはありますか。苦手に対面した時、どのような行動をとるでしょうか。自分で調べたり、練習したりしてその苦手を克服しようとする人も多いかもしれません。

また、ご自身のお子様には苦手なことに直面した時に、どう対処するように伝えていますか?

この絵本には、「運転が苦手」「片付けが苦手」「英語が苦手」「パソコンが苦手」など、年齢も国籍もさまざまな人たちが登場します。そして、その「苦手」を自分だけで解決するのではなく、それが「得意」「好き」な誰かにサポートしてもらいます。

ぼくはスポーツがだいすきだけど、みんなの前で発表するのはにがて。そんなときはりんちゃんがいっしょに発表してくれる。でも、りんちゃんは動物がにがて。そんなときはけんちゃんがてつだってくれる。

こんな風に誰かの「にがて」をサポートする人が次から次へと登場するストーリーになっているのです。

自分の「苦手」を認識することはなぜ大事?

冒頭でも書いたように、「苦手なことを頑張って克服することが素晴らしい」といったような価値観の中では、「苦手でもやらなければいけない」という意識が強く働いてしまいます。ですが、必ずしも「克服すること=良いこと」とは限りません。

本来私たちは一人一人異なる個性を持っており、得意なことも苦手なこともあるはずです。その中で、どうすれば生きていきやすいのか」という方法を見つけていくことが重要だと思います。

だからこそ、苦手なことを「できない」「苦手だから手伝ってほしい」と伝えることは、嫌なことに対して「NO」と言ったり、したくないことを拒否するというスキルと同じく、生きていく上でとても大切なことだと思うのです。

これらのスキルは、将来的に自分の進路やライフプランにおいての意思決定をする時にもとても重要になってきます。

だからこそ、こういった絵本を導入にして、自分の得意と苦手をしっかりと認識し、できない時には誰にどういったヘルプを求めるのかまで親子で対話ができると良いですね。