絵本紹介「こんなのへんかな?」

こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの絵本「こんなのへんかな?」をご紹介いたします。

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「男の子は泣いたりしちゃダメ?」「女の子はやせていないとダメ?」

この絵本は小学生を主人公として、学校でのさまざまなシーンを中心にジェンダー(社会的、文化的につくられた性の違い)に囚われた例を取り上げ、本当にそうなのかな?と問いかけてくれる内容です。

見開き1ページで1つの問いが提示されるので、一気に読めなくても、そのページだけでもすぐに読み始めることができるのが嬉しいポイントです。

お子様と一緒にどう思うか対話形式で読み進めるのがおすすめです。

例えば、「男の子がスカートをはくのって、へん?」のページでは「じゃあ女の子がズボンをはくのは変じゃないの?」という意見やインドネシアやスーダンなどの民族衣装の絵と共に、「男の人もスカートをはいている国があるの知ってる?」という問いが投げかけられます。

自分1人では思いつかない側面の意見や問いに触れることで、お子様の視野もぐっと広がるのではないでしょうか?

親自身も囚われてしまう「ジェンダー意識」

近年「ジェンダー平等」などの言葉が広く認知されるようにはなってきていますが、そう簡単にジェンダーに囚われない生活ができるのでしょうか。

大人も、子どもたちが生きている社会にも、まだまだ「ジェンダーによる差別」が残っているのではないでしょうか。

「自分は差別なんかしない」と意識していても、つい「男の子なんだから泣かないよ!」「女の子なんだからそんなに足を広げて座らない!」と咄嗟に発言してしまう場面もあるかもしれません。

そんな時大切なことは、「ごめんね、今の発言は間違っていたね。本当は〜っていう意味だったんだ。」「つい~といっていってしまったけど、性別は関係ないよ。」などと私たち大人が気づき、それを丁寧に子ども達に伝えることだと思います。

間違えた発言をしてしまったと感じても、自信を攻める必要はありません。

何度もお伝えしていますが、その発言をそのままにするのではなく、訂正するべきところを丁寧に伝えればいいのです。

子どもにジェンダー平等を伝えていくためにも、まずは大人自身が日々の生活の中で自分の中にあるジェンダー意識について考える時間をもち、気づいたところから変えていけるといいですね。