絵本紹介「あかちゃんがうまれるまで」
こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの絵本「あかちゃんがうまれるまで」をご紹介いたします。
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『あかちゃんがうまれるまで』ってどんな絵本?
遠見才希子 (著), 相野谷由起 (イラスト)
この絵本はお母さんが、妊娠初期のエコーを子供に見せるシーンから始まる、妊娠〜出産までが丁寧に描かれた性教育絵本です。
「あかちゃんってどこから生まれるの?」「あかちゃんってどうやってできるの?」など自分で疑問を持つようになってきたお子様にぴったりの一冊です。
『あかちゃんがうまれるまで』のおすすめポイント
1)妊娠初期の「つわり」から妊娠による体の変化を時系列で学べるストーリー
多くの絵本では、初期の頃の説明や描写は少ないことが多いですが、この絵本では「つわり」でお母さんの体調が悪くなり、会社を休んだり、具合が悪いシーンも描かれています。主人公の男の子はお母さんと一緒に健診についていき、毎回あかちゃんの変化を感じ取ります。
妊娠後期のシーンではお父さんが陣痛バッグの準備をするシーンや、お母さんが破水し、陣痛がきてタクシーで移動するシーンも描かれており、初期から後期までなかなか触れられない詳細もしっかり描かれています。
あかちゃんができてから生まれるまでの間、母体にどのような体の変化があり、また、どんな健診を受けて、赤ちゃんにどんな変化があるのか、時系列で学べるのもこの絵本ならではです。
また、ページの右下には「にんしん◯かげつのあかちゃん」と書かれたあかちゃんの様子も時系列で挿入されており、理解しやすいのもうれしいですね。
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2)性行為についてもわかりやすく解説
お母さんの健診に同行した男の子は、お医者さんに「あかちゃんってどうやってできるの?」という以前から気になっていたことを聞いてみます。
この性行為に関するページではシンプルでわかりやすいイラストを用いながら、膣、子宮、卵巣、ペニスなど正しい用語を使って、わかりやすく性行為について説明が行われます。
イラストは穏やかな雰囲気で、優しい色味で描かれているため、リアルなイラストや写真に抵抗感のあるお子様や親御様でも読みやすい内容です。
また、「せいこうは からだも こころも おとなになった ひとどうしが おたがいを たいせつに しあいながら すること」という性行為をする前に知っておきたい考え方についてもお医者さんがやさしく説明してくれるのも素敵なポイントです。
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3)経膣分娩、帝王切開など出産方法にも言及
お母さんは出産前にあかちゃんが生まれる方法は1つではないことを男の子に伝えます。「ちつ から うまれるか。しゅじゅつで おなかを きって うまれるか。」というようにここでもわかりやすい説明が入ります。
当初、お母さんは経膣分娩の予定でしたが、途中からあかちゃんの容体が変化し、帝王切開に切り替えるというストーリーになっており、生まれる直前までどうなるかわからない出産のリアルが描かれます。
まだまだネット上などでは「帝王切開だと〜、経膣分娩だと〜」というバイアスに基づく発信も多いのが現状ですが、このようにあらかじめどちらの選択肢もあるということを、幼いうちから伝えられるといいですね。
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いかがでしたでしょうか?
本日のブログが、親御様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。