書籍紹介 『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』
こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの書籍『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』をご紹介いたします。
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『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』ってどんな本?
シオリーヌ(大貫詩織) (著)
この本は、生理・射精の仕組み、さまざまな生理用品、妊娠の起こる仕組み、正しい避妊方法などの基本的な性の知識から、性的同意、女らしさ・男らしさ、ルッキズム、セクシュアリティ、SNS付き合い方など、世界基準でも大切とされている議題まで、38のトピックスが収録されています。
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『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』のおすすめポイント
1YouTubeリンク、写真、イラスト、漫画とあらゆる方法でわかりやすく説明
この本では、実際の生理用品や避妊具の写真が使われていたり、よくあるシーンについて漫画で解説が追加されていたり、あらゆるところにイラストが使われているので、本が苦手なお子様でも読みやすい一冊です。
そして、著者のシオリーヌさんは性教育YouTuberでもあるので、タイトルに沿った動画がある場合は、そのQRコードも併記されています。
そのため、文字情報だけではえられない情報もYouTubeを併用することでより深く理解できるのも嬉しいポイントです。
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2中高生のお子様へのプレゼントにもピッタリ
内容はどんな学年のお子様にも必要なものですが、文字量がある程度あるため、特に中高生のお子さんにピッタリです。小学校高学年のお子様であれば、挿入されている漫画やイラストをみるところからはじめるのがよいかもしれません。
特に、中高生のお子さんへ、親から直接性教育をすることに抵抗感がある場合でも、プレゼントとしてお渡しすることもおすすめです。
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3「今の社会を変えていきたい」シオリーヌさんの熱い想いが詰まった、当事者目線の1冊
シオリーヌさんのあとがきに「義務教育の中で十分な性教育をしてもらえない環境にあります。それなのに予期しない妊娠を経験した若者へ『自己責任だ』という言葉がかけられる」「教えないのに、助けない。」という言葉が並びます。
まさに今の日本の性教育の現状を的確に表す言葉だと思います。
シオリーヌさんはこの書籍を作ると決めた時、「あの子たちに伝えたかったことをまとめた本にしよう」とかつて働いておられた精神科児童思春期病棟で出会った女の子たちを思い浮かべたそうです。
さまざまな背景をもった女の子たちにたくさん出会い、そこで「この社会が子供たちにとっていかに困難の多い、過酷な場所かを思い知った」という言葉からも、シオリーヌさんがいかに現場感をもって、当事者目線でこの書籍を作り上げられたかが伝わってきます。
これから我が子に性教育をしたいと考えている親御様にも、自分で知識をつけたいと思う中高生にも、性教育で迷っている学校の先生にも、そして十分な性教育を受けてこられなかった今の大人たちにも是非読んでほしい1冊です。
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