生理のタブーを破るゲーム 『Tampon Run』 のご紹介

こんにちは。READYBOXのyukiです。

新しく始まったLet’s learn from other countries!のシリーズでは、包括的性教育に関連した国内外のプロダクト・教材・取り組みなどをリサーチしてお届けします。

「Tampon Run(タンポンラン)」って?

Tampon RunはPCやスマートフォンでプレイができるコンピュータゲーム。
生理についてのタブーを破り、社会的な意識を高めるため作られました。

ゲームを開発したAndrea GonzalesとSophie Houserは、TEDでのプレゼンテーションの中で、自分の初めての生理がいかに恥ずかしいものだったか、また、クラスの中でも生理がどれだけタブーだったかを語っています。

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どんなゲームなの?

プレイヤーがタンポンを使って敵を攻撃するランニングゲーム。

敵に当たるとスコアが貯まります。

タンポンを使うと残数が減るので、ジャンプしてタンポンをゲットしながら進んでいきます。

ゲームの最初には社会へのメッセージも盛り込まれています。

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”今もまだ、女性は生理が恥ずかしいものだと教えられたり、時に下品だともいわれるのだ。”

 

”彼女の使命は、生理のタブーを世界からなくすことです。”

 

女性が少ないITエンジニアの世界を変えるには?2人が提案する未来

一般社団法人情報サービス産業協会が発表した基本統計調査報告書によると、最新の2021年時点のデータでは、日本のITエンジニア全体の中で女性の比率は21.9%となっています。

男性の割合は78.1%となり、男女比はおよそ男性 8:女性 2です。

もちろんこの現状は日本だけではありません。

TamponRunを開発した2人はTEDのプレゼンテーションの中でも、いかに女性が少ない業界であるかを強調しています。

女性プログラマーを増やすために、彼女たちは、「ロールモデルとなる人を増やすこと」「女性プログラマーを育てる環境をつくること」が大切だとし、自分達がその環境づくりの一助になれば嬉しいと伝えています。

彼女たちのストーリーは全世界で反響を呼び、書籍にもなっています。
こちらも是非チェックしてみてくださいね。

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