絵本紹介『みえるとか みえないとか』

こんにちは。READY BOXのブログ担当yukiです。こちらのブログではお家でできる月経教育・性教育のコンテンツを発信していきます。今回はおすすめの絵本『みえるとか みえないとか』をご紹介いたします。

『みえるとか みえないとか』ってどんな絵本?

ヨシタケシンスケ  (著), 伊藤亜紗 (著)


主人公は宇宙飛行士の「ぼく」。目が3つあるひとの星に降り立つと、普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」と言われ、「僕にはこれが普通なのに」と違和感を感じます。
そんな「ぼく」は、他にも「あしのながーいひとのほし」や「そらをとべるひとのほし」などにも降り立ち、そこでも同様にそれぞれの「あたりまえ」があったことに気づいていくというストーリーです。


『みえるとか みえないとか』のおすすめポイント

1.「あたりまえ」を疑うヒントがたくさん!

この絵本の舞台は、宇宙。登場する宇宙人は、足の長さ、目の数、体の柔らかさなど、さまざまな違いが明確に描かれています。そんな宇宙人を例に、自分の「あたりまえ」は他者の「あたりまえ」ではないことをお子様にもわかりやすく教えてくれます。

お子様の生活では、まだまだ触れ合う人間関係も狭いため、自分や自分の身の回りにいる人を基準に「常識」や「価値観」が形成されるケースも少なくありません。

ですが、この絵本にあるように、世の中の「常識」や「価値観」は国や地域によっても異なり、それを知った上で生きていくのと、知らずに生きていくのでは、他者への寛容さや見える世界の広さが大きく異なります。

2.世界基準の性教育にも通じる学びが得られる!

実際、世界的な性教育の基準でもある『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の中で、ユネスコは5〜8歳の目標として「個人、仲間、家族、コミュニティ、それぞれが異なった価値観をもちうることを認識する」「他者がもっている価値観を共有する」という目標を掲げています。

このように、小さい頃から価値観の違いについて、絵本を通して楽しく学べるのがうれしいポイントですね。

『みえるとか みえないとか』おすすめの読み方

さて、この絵本をお子様と読む時、お子様に対してどんな声かけができると良いでしょうか。
私たちがおすすめするのは、「もしこの世界に行ったらどうする?」など実際に自分の立場だったらどんな風に感じるのかを考えるきっかけをつくることです。

この絵本はただ読み聞かせするだけでも十分に深い意味を持っていますが、まだ小さいお子様にとっては自分の「あたりまえ」とあまりに違うが故に、「変なの!」で終わってしまうかもしれません。

そこで、一歩踏み込んで「自分だったらこの世界でどう振る舞うのか?」「どんなことが不便か」「どんなことが楽しそうか」とさまざまな視点で考えるきっかけを作れると、日常生活での価値観の違いに対処する時にも応用がしやすくなります。


いかがでしたでしょうか? 学びになるとはわかっていても、絵本をどう活用したらいいのか難しいと思う親御様も多いのではないでしょうか。本日のブログが、親御様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

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